Chords for U-zhaan feat. 青葉市子 / 川越ランデヴー
Tempo:
126.45 bpm
Chords used:
Eb
Ab
Cm
Dm
F
Tuning:Standard Tuning (EADGBE)Capo:+0fret
Start Jamming...
川越に以前からずっと気になっていた [G]店がある。
いつ通りかかっても繁盛している様子はない。
冷やかしで覗いてみるのも申し訳なくて、今まで足を踏み入れたことはなかった。
斉藤ごぼう店というのがその店の [Eb]名前だ。
[Dm] [Cm]
[D] [Eb] [Am] [Dm]
[Cm] [Dm] [Eb]
[Bb]世に数多くの種類の店 [Cm]はあるが、 [Fm]ここまで潔い専門 [G]店も滅多にないだ [Dm]ろう。
[Cm]八百屋も製菓店もどんどん少なくなっているこの時代。
ご [Fm]ぼう屋である。
[Cm] [F]失礼だとは思うが、きちんとお店として [Gm]やっていけているのだろうか。
[Cm] [C]
今日は一本でも [Eb]ごぼうが売れただ [Dm]ろうか。
[Ab] [C]そう思ったら、 [Bb]一刻も早く駆けつけなければならない [F]ような気がしてき [D]て、急 [Cm]いで自転車でごぼう屋に向かった。
[Eb]
[Dm] 斉藤 [Cm]ごぼう店は同じ場所で [Gm]しっかりと営業を続けていた。
[Dm]佇まいも以前と変わら [Cm]ない。
[Dm]赤地に白で金ぴらっと染め抜かれたのもりが [Cm]店先ではためく。
[Dm]のれにも同じデザイン [Cm]で金ぴら [Dm]と書かれている。
縦型ショーケースタイプの冷蔵 [Eb]庫を入り口に4台並び、
[Dm]その中には金ぴらごぼう用にカットされた生ごぼうが袋詰めになって整列している。
店内にはどんなごぼうが待っているのだ [C]ろう。
[Eb] [Dm]期待を胸に店に入 [Cm]る。
[Bb]
[Ab]それでも [Eb]あなたが [Ab]好き [Eb]だから
[Ab]今夜も [Eb]
また一 [Bb]人 [Ab]呟 [Eb]いてる
変 [Ab]わらない [Eb]想い [Ab]染め [Eb]抜いて
淡 [Ab]い [Eb]気持ち重ね [Ab]てラ [Eb]ンデブー
[Dm]
外から見ている [C]のも斉藤ご [Dm]ぼう店はかなりこじんまりとした店だった。
[Cm]煞然とした4畳半くらいのスペースの入り口脇にレ [Eb]ジらしき [Fm]ものが置いてある。
[Cm]奥の [F]作業場は結構広 [G]く、
悪抜き [Ab]中華と思われるごぼうが大きな [F]たらいのようなものに [Eb]浸かって [Bb]いる。
[Eb] [F]そしておじいさんが一人 [Cm]こちらに背中 [G]を向けてごぼうを洗っている。
すみませんごぼうを買 [Cm]いたいのです [G]けど、声をかけてみた。
彼はゆっくりこちらにやってき [Cm]て、
[Fm]店の外にありますよ。
[Eb]大きさご [F]とに200円、300 [Cm]円、500円と [B]言った。
[Ab]それでも [Eb]あなたに [Ab]会いた [Eb]いから
食後にそう呟 [Ab]いてみ [Eb]たのさ
離 [Ab]れた [Eb]行き道持 [Ab]ち [Eb]直す
俺 [Ab]の朝 [Eb]焼け川 [Ab]越えラ [Eb]ンデブ [Gm]ー
[Dm]どう [Cm]やら商品は [F]最初に表で見たショーケースの中のものだけのようだ。
[Fm]きんぴ [Dm]らごぼう用に千切りにしたごぼ [Eb]う。
[Fm]同じくきんぴら用 [G]の人参。
[Cm] ごぼうと [Gm]人参のミックス。
調 [C]理済みきんぴらごぼ [G]う。
[C] [Bb]斎藤ごぼう店は [Eb]きんぴらごぼうに [F]特化した専門店だった。
やはりおじいさん [Eb]に誰もが思 [F]う疑問をぶつけてみたくなる。
[Cm] [F]ごぼうだけで [Cm]やっていけるの [F]ですか?
[C] [Cm]だ [F]がそれも大きなお世話だ [Eb]ろうと [Fm]質問を投げかける直前に気づく。
[Bb]
[Cm]そうだ、県にかればここで何 [F]十年もごぼう屋をやっているのだ。
[Cm] [F] [G]僕もことある [Eb]ことに尋ねられる。
[F] 太鼓だけで生活大丈夫 [Eb]なんですか?
[Dm]その [A]度に失礼にな [F]らないように答えるけれど、 [Eb]たまにうんざりする [F]ときもある。
[Cm]それと同じことを自らするべきでは [D]ない。
[Eb] [G]どんな人が買っていくのか、 [Cm]とか、どこかに卸したりもしているのかなど。
聞きたい [Dm]ことはたくさんあったが、
[Cm]全て [C]の質問を飲み込 [G]んで、 [Cm]300円のきりごぼう [F]ときりにんじんのセットを [C]購入して [G]帰宅した。
心の中 [Gm]でおじ [Dm]いさんにエールを送りながら。
[Cm] [Bb] [Ab]それでも [Eb]あなたが好きだから
今 [Ab]夜も [Eb]また一 [Gm]人 [Ab]つぶや [Eb]いてる
変 [Ab]わらない [Eb]思い [Ab]染め抜 [Eb]いて
淡 [Ab]い気持 [Eb]ち重ねて [Ab]ラ [Eb]ンデブ [Gm]ー
あの [Ab]とき [Eb]あなたに触れ [Ab]なけれ [Eb]ば
ふと寝起きにつぶやいてるのさ
時がたつほどグラグ [Ab]ラ [Eb]揺らいでる
そんな気持ちうんざりランデブー
[Ab] [C]
[Abm] [G] [C] [Ab] [C]
[Ab] [C]家に戻り、 [Gb]これ、きんぴらにしてくださいと母にごぼう [Gbm]を渡すと。
[Db]あんた、こんな皮むいてきってあるごぼうなんか買 [A]ってきてどうする?
香りも何もかも飛んじゃってるわよきっと。
だいたい今うちに [Gm]ごぼういっぱい [Fm]あるのに。
自分できんぴらでも [Abm]なんでも勝手に作りなさい [C]と [Ab]
叱られる。
それ でも [Eb]あなたに [Ab]会いた [Eb]いから
食後に一層つぶや [Ab]いてみ [Eb]たのさ
離れた気持ち [Ab]持ち [Eb]直す
俺 [Ab]の朝 [Eb]焼け皮粉 [Ab]選 [Eb]んでて
あのときあなたに触れなければ
ふと寝起きにつぶ [Bb]や [Ab]いて [Eb]るのさ
時がたつほどグラグラ揺らいでる
そんな気持ちうんざ [Gm]り [Ab]ラ [Eb]ンデブー
悔しいほどのあなたへの想い
家に戻ってそっとつぶやくのさ
勝手な気持ちあふれだす
つぶ [Bb]やき男の皮 [F]粉選んでて
[Ab] [Eb] [Fm] [Eb] [Ab] [Eb] [Bb]
[Eb] [Bb] [Eb]
[Fm] [Eb]
[Ab] [Eb]
いつ通りかかっても繁盛している様子はない。
冷やかしで覗いてみるのも申し訳なくて、今まで足を踏み入れたことはなかった。
斉藤ごぼう店というのがその店の [Eb]名前だ。
[Dm] [Cm]
[D] [Eb] [Am] [Dm]
[Cm] [Dm] [Eb]
[Bb]世に数多くの種類の店 [Cm]はあるが、 [Fm]ここまで潔い専門 [G]店も滅多にないだ [Dm]ろう。
[Cm]八百屋も製菓店もどんどん少なくなっているこの時代。
ご [Fm]ぼう屋である。
[Cm] [F]失礼だとは思うが、きちんとお店として [Gm]やっていけているのだろうか。
[Cm] [C]
今日は一本でも [Eb]ごぼうが売れただ [Dm]ろうか。
[Ab] [C]そう思ったら、 [Bb]一刻も早く駆けつけなければならない [F]ような気がしてき [D]て、急 [Cm]いで自転車でごぼう屋に向かった。
[Eb]
[Dm] 斉藤 [Cm]ごぼう店は同じ場所で [Gm]しっかりと営業を続けていた。
[Dm]佇まいも以前と変わら [Cm]ない。
[Dm]赤地に白で金ぴらっと染め抜かれたのもりが [Cm]店先ではためく。
[Dm]のれにも同じデザイン [Cm]で金ぴら [Dm]と書かれている。
縦型ショーケースタイプの冷蔵 [Eb]庫を入り口に4台並び、
[Dm]その中には金ぴらごぼう用にカットされた生ごぼうが袋詰めになって整列している。
店内にはどんなごぼうが待っているのだ [C]ろう。
[Eb] [Dm]期待を胸に店に入 [Cm]る。
[Bb]
[Ab]それでも [Eb]あなたが [Ab]好き [Eb]だから
[Ab]今夜も [Eb]
また一 [Bb]人 [Ab]呟 [Eb]いてる
変 [Ab]わらない [Eb]想い [Ab]染め [Eb]抜いて
淡 [Ab]い [Eb]気持ち重ね [Ab]てラ [Eb]ンデブー
[Dm]
外から見ている [C]のも斉藤ご [Dm]ぼう店はかなりこじんまりとした店だった。
[Cm]煞然とした4畳半くらいのスペースの入り口脇にレ [Eb]ジらしき [Fm]ものが置いてある。
[Cm]奥の [F]作業場は結構広 [G]く、
悪抜き [Ab]中華と思われるごぼうが大きな [F]たらいのようなものに [Eb]浸かって [Bb]いる。
[Eb] [F]そしておじいさんが一人 [Cm]こちらに背中 [G]を向けてごぼうを洗っている。
すみませんごぼうを買 [Cm]いたいのです [G]けど、声をかけてみた。
彼はゆっくりこちらにやってき [Cm]て、
[Fm]店の外にありますよ。
[Eb]大きさご [F]とに200円、300 [Cm]円、500円と [B]言った。
[Ab]それでも [Eb]あなたに [Ab]会いた [Eb]いから
食後にそう呟 [Ab]いてみ [Eb]たのさ
離 [Ab]れた [Eb]行き道持 [Ab]ち [Eb]直す
俺 [Ab]の朝 [Eb]焼け川 [Ab]越えラ [Eb]ンデブ [Gm]ー
[Dm]どう [Cm]やら商品は [F]最初に表で見たショーケースの中のものだけのようだ。
[Fm]きんぴ [Dm]らごぼう用に千切りにしたごぼ [Eb]う。
[Fm]同じくきんぴら用 [G]の人参。
[Cm] ごぼうと [Gm]人参のミックス。
調 [C]理済みきんぴらごぼ [G]う。
[C] [Bb]斎藤ごぼう店は [Eb]きんぴらごぼうに [F]特化した専門店だった。
やはりおじいさん [Eb]に誰もが思 [F]う疑問をぶつけてみたくなる。
[Cm] [F]ごぼうだけで [Cm]やっていけるの [F]ですか?
[C] [Cm]だ [F]がそれも大きなお世話だ [Eb]ろうと [Fm]質問を投げかける直前に気づく。
[Bb]
[Cm]そうだ、県にかればここで何 [F]十年もごぼう屋をやっているのだ。
[Cm] [F] [G]僕もことある [Eb]ことに尋ねられる。
[F] 太鼓だけで生活大丈夫 [Eb]なんですか?
[Dm]その [A]度に失礼にな [F]らないように答えるけれど、 [Eb]たまにうんざりする [F]ときもある。
[Cm]それと同じことを自らするべきでは [D]ない。
[Eb] [G]どんな人が買っていくのか、 [Cm]とか、どこかに卸したりもしているのかなど。
聞きたい [Dm]ことはたくさんあったが、
[Cm]全て [C]の質問を飲み込 [G]んで、 [Cm]300円のきりごぼう [F]ときりにんじんのセットを [C]購入して [G]帰宅した。
心の中 [Gm]でおじ [Dm]いさんにエールを送りながら。
[Cm] [Bb] [Ab]それでも [Eb]あなたが好きだから
今 [Ab]夜も [Eb]また一 [Gm]人 [Ab]つぶや [Eb]いてる
変 [Ab]わらない [Eb]思い [Ab]染め抜 [Eb]いて
淡 [Ab]い気持 [Eb]ち重ねて [Ab]ラ [Eb]ンデブ [Gm]ー
あの [Ab]とき [Eb]あなたに触れ [Ab]なけれ [Eb]ば
ふと寝起きにつぶやいてるのさ
時がたつほどグラグ [Ab]ラ [Eb]揺らいでる
そんな気持ちうんざりランデブー
[Ab] [C]
[Abm] [G] [C] [Ab] [C]
[Ab] [C]家に戻り、 [Gb]これ、きんぴらにしてくださいと母にごぼう [Gbm]を渡すと。
[Db]あんた、こんな皮むいてきってあるごぼうなんか買 [A]ってきてどうする?
香りも何もかも飛んじゃってるわよきっと。
だいたい今うちに [Gm]ごぼういっぱい [Fm]あるのに。
自分できんぴらでも [Abm]なんでも勝手に作りなさい [C]と [Ab]
叱られる。
それ でも [Eb]あなたに [Ab]会いた [Eb]いから
食後に一層つぶや [Ab]いてみ [Eb]たのさ
離れた気持ち [Ab]持ち [Eb]直す
俺 [Ab]の朝 [Eb]焼け皮粉 [Ab]選 [Eb]んでて
あのときあなたに触れなければ
ふと寝起きにつぶ [Bb]や [Ab]いて [Eb]るのさ
時がたつほどグラグラ揺らいでる
そんな気持ちうんざ [Gm]り [Ab]ラ [Eb]ンデブー
悔しいほどのあなたへの想い
家に戻ってそっとつぶやくのさ
勝手な気持ちあふれだす
つぶ [Bb]やき男の皮 [F]粉選んでて
[Ab] [Eb] [Fm] [Eb] [Ab] [Eb] [Bb]
[Eb] [Bb] [Eb]
[Fm] [Eb]
[Ab] [Eb]
Key:
Eb
Ab
Cm
Dm
F
Eb
Ab
Cm
川越に以前からずっと気になっていた [G]店がある。 _
_ いつ通りかかっても繁盛している様子はない。 _
_ 冷やかしで覗いてみるのも申し訳なくて、今まで足を踏み入れたことはなかった。 _ _ _
斉藤ごぼう店というのがその店の [Eb]名前だ。
_ _ _ _ [Dm] _ _ [Cm] _ _
_ [D] _ _ _ [Eb] _ [Am] _ _ [Dm] _
_ _ [Cm] _ _ [Dm] _ _ _ [Eb] _
[Bb]世に数多くの種類の店 [Cm]はあるが、 [Fm]ここまで潔い専門 [G]店も滅多にないだ [Dm]ろう。
_ [Cm]八百屋も製菓店もどんどん少なくなっているこの時代。
ご [Fm]ぼう屋である。
_ [Cm] _ [F]失礼だとは思うが、きちんとお店として [Gm]やっていけているのだろうか。
[Cm] _ _ [C]
今日は一本でも [Eb]ごぼうが売れただ [Dm]ろうか。
_ [Ab] [C]そう思ったら、 [Bb]一刻も早く駆けつけなければならない [F]ような気がしてき [D]て、急 [Cm]いで自転車でごぼう屋に向かった。
_ [Eb] _
_ [Dm] _ 斉藤 [Cm]ごぼう店は同じ場所で [Gm]しっかりと営業を続けていた。
_ [Dm]佇まいも以前と変わら [Cm]ない。
_ [Dm]赤地に白で金ぴらっと染め抜かれたのもりが [Cm]店先ではためく。
_ [Dm]のれにも同じデザイン [Cm]で金ぴら [Dm]と書かれている。
縦型ショーケースタイプの冷蔵 [Eb]庫を入り口に4台並び、
[Dm]その中には金ぴらごぼう用にカットされた生ごぼうが袋詰めになって整列している。
_ 店内にはどんなごぼうが待っているのだ [C]ろう。
[Eb] [Dm]期待を胸に店に入 [Cm]る。
_ [Bb] _
_ [Ab]それでも [Eb]あなたが [Ab]好き [Eb]だから
_ [Ab]今夜も [Eb]
また一 [Bb]人 [Ab]呟 [Eb]いてる
変 [Ab]わらない [Eb]想い [Ab]染め [Eb]抜いて
淡 [Ab]い [Eb]気持ち重ね [Ab]てラ [Eb]ンデブー
_ [Dm] _
外から見ている [C]のも斉藤ご [Dm]ぼう店はかなりこじんまりとした店だった。
_ [Cm]煞然とした4畳半くらいのスペースの入り口脇にレ [Eb]ジらしき [Fm]ものが置いてある。 _
[Cm]奥の [F]作業場は結構広 [G]く、
悪抜き [Ab]中華と思われるごぼうが大きな [F]たらいのようなものに [Eb]浸かって [Bb]いる。 _
[Eb] [F]そしておじいさんが一人 [Cm]こちらに背中 [G]を向けてごぼうを洗っている。
_ すみませんごぼうを買 [Cm]いたいのです [G]けど、声をかけてみた。
_ 彼はゆっくりこちらにやってき [Cm]て、
[Fm]店の外にありますよ。
[Eb]大きさご [F]とに200円、300 [Cm]円、500円と [B]言った。
_ [Ab]それでも [Eb]あなたに [Ab]会いた [Eb]いから
食後にそう呟 [Ab]いてみ [Eb]たのさ
離 [Ab]れた [Eb]行き道持 [Ab]ち [Eb]直す
俺 [Ab]の朝 [Eb]焼け川 [Ab]越えラ [Eb]ンデブ [Gm]ー
_ [Dm]どう _ [Cm]やら商品は [F]最初に表で見たショーケースの中のものだけのようだ。
[Fm]きんぴ [Dm]らごぼう用に千切りにしたごぼ [Eb]う。
[Fm]同じくきんぴら用 [G]の人参。
[Cm] _ ごぼうと [Gm]人参のミックス。
調 [C]理済みきんぴらごぼ [G]う。
_ [C] [Bb]斎藤ごぼう店は [Eb]きんぴらごぼうに [F]特化した専門店だった。 _
_ やはりおじいさん [Eb]に誰もが思 [F]う疑問をぶつけてみたくなる。
[Cm] _ _ [F]ごぼうだけで [Cm]やっていけるの [F]ですか?
[C] _ _ [Cm]だ [F]がそれも大きなお世話だ [Eb]ろうと [Fm]質問を投げかける直前に気づく。
[Bb] _
_ _ [Cm]そうだ、県にかればここで何 [F]十年もごぼう屋をやっているのだ。
[Cm] _ [F] _ [G]僕もことある [Eb]ことに尋ねられる。
[F] _ _ 太鼓だけで生活大丈夫 [Eb]なんですか? _ _ _ _ _ _
_ _ [Dm]その [A]度に失礼にな [F]らないように答えるけれど、 [Eb]たまにうんざりする [F]ときもある。 _ _
[Cm]それと同じことを自らするべきでは [D]ない。
[Eb] _ [G]どんな人が買っていくのか、 [Cm]とか、どこかに卸したりもしているのかなど。
聞きたい [Dm]ことはたくさんあったが、
[Cm]全て [C]の質問を飲み込 [G]んで、 [Cm]300円のきりごぼう [F]ときりにんじんのセットを [C]購入して [G]帰宅した。
_ 心の中 [Gm]でおじ [Dm]いさんにエールを送りながら。
[Cm] _ _ [Bb] _ _ [Ab]それでも [Eb]あなたが好きだから
今 [Ab]夜も [Eb]また一 [Gm]人 [Ab]つぶや [Eb]いてる
変 [Ab]わらない [Eb]思い [Ab]染め抜 [Eb]いて
淡 [Ab]い気持 [Eb]ち重ねて [Ab]ラ [Eb]ンデブ [Gm]ー
あの [Ab]とき [Eb]あなたに触れ [Ab]なけれ [Eb]ば
ふと寝起きにつぶやいてるのさ
時がたつほどグラグ [Ab]ラ [Eb]揺らいでる
そんな気持ちうんざりランデブー
_ [Ab] _ [C] _ _
[Abm] _ [G] _ _ _ [C] _ [Ab] _ [C] _ _
[Ab] _ _ [C]家に戻り、 _ [Gb]これ、きんぴらにしてくださいと母にごぼう [Gbm]を渡すと。 _
[Db]あんた、こんな皮むいてきってあるごぼうなんか買 [A]ってきてどうする?
_ 香りも何もかも飛んじゃってるわよきっと。 _
_ だいたい今うちに [Gm]ごぼういっぱい [Fm]あるのに。 _
自分できんぴらでも [Abm]なんでも勝手に作りなさい [C]と [Ab]
叱られる。
_ _ それ _ でも [Eb]あなたに [Ab]会いた [Eb]いから
食後に一層つぶや [Ab]いてみ [Eb]たのさ
離れた気持ち [Ab]持ち [Eb]直す
俺 [Ab]の朝 [Eb]焼け皮粉 [Ab]選 [Eb]んでて
あのときあなたに触れなければ
ふと寝起きにつぶ [Bb]や [Ab]いて [Eb]るのさ
時がたつほどグラグラ揺らいでる
そんな気持ちうんざ [Gm]り [Ab]ラ [Eb]ンデブー
悔しいほどのあなたへの想い
家に戻ってそっとつぶやくのさ
勝手な気持ちあふれだす
つぶ [Bb]やき男の皮 [F]粉選んでて
[Ab] _ _ [Eb] _ _ _ [Fm] _ [Eb] _ _ _ [Ab] _ [Eb] _ _ _ [Bb] _
[Eb] _ [Bb] _ _ _ [Eb] _ _ _ _
_ _ _ _ _ _ _ _
_ _ _ _ [Fm] _ [Eb] _ _ _
_ _ _ _ [Ab] _ _ [Eb] _ _
_ _ _ _ _ _ _ _
_ いつ通りかかっても繁盛している様子はない。 _
_ 冷やかしで覗いてみるのも申し訳なくて、今まで足を踏み入れたことはなかった。 _ _ _
斉藤ごぼう店というのがその店の [Eb]名前だ。
_ _ _ _ [Dm] _ _ [Cm] _ _
_ [D] _ _ _ [Eb] _ [Am] _ _ [Dm] _
_ _ [Cm] _ _ [Dm] _ _ _ [Eb] _
[Bb]世に数多くの種類の店 [Cm]はあるが、 [Fm]ここまで潔い専門 [G]店も滅多にないだ [Dm]ろう。
_ [Cm]八百屋も製菓店もどんどん少なくなっているこの時代。
ご [Fm]ぼう屋である。
_ [Cm] _ [F]失礼だとは思うが、きちんとお店として [Gm]やっていけているのだろうか。
[Cm] _ _ [C]
今日は一本でも [Eb]ごぼうが売れただ [Dm]ろうか。
_ [Ab] [C]そう思ったら、 [Bb]一刻も早く駆けつけなければならない [F]ような気がしてき [D]て、急 [Cm]いで自転車でごぼう屋に向かった。
_ [Eb] _
_ [Dm] _ 斉藤 [Cm]ごぼう店は同じ場所で [Gm]しっかりと営業を続けていた。
_ [Dm]佇まいも以前と変わら [Cm]ない。
_ [Dm]赤地に白で金ぴらっと染め抜かれたのもりが [Cm]店先ではためく。
_ [Dm]のれにも同じデザイン [Cm]で金ぴら [Dm]と書かれている。
縦型ショーケースタイプの冷蔵 [Eb]庫を入り口に4台並び、
[Dm]その中には金ぴらごぼう用にカットされた生ごぼうが袋詰めになって整列している。
_ 店内にはどんなごぼうが待っているのだ [C]ろう。
[Eb] [Dm]期待を胸に店に入 [Cm]る。
_ [Bb] _
_ [Ab]それでも [Eb]あなたが [Ab]好き [Eb]だから
_ [Ab]今夜も [Eb]
また一 [Bb]人 [Ab]呟 [Eb]いてる
変 [Ab]わらない [Eb]想い [Ab]染め [Eb]抜いて
淡 [Ab]い [Eb]気持ち重ね [Ab]てラ [Eb]ンデブー
_ [Dm] _
外から見ている [C]のも斉藤ご [Dm]ぼう店はかなりこじんまりとした店だった。
_ [Cm]煞然とした4畳半くらいのスペースの入り口脇にレ [Eb]ジらしき [Fm]ものが置いてある。 _
[Cm]奥の [F]作業場は結構広 [G]く、
悪抜き [Ab]中華と思われるごぼうが大きな [F]たらいのようなものに [Eb]浸かって [Bb]いる。 _
[Eb] [F]そしておじいさんが一人 [Cm]こちらに背中 [G]を向けてごぼうを洗っている。
_ すみませんごぼうを買 [Cm]いたいのです [G]けど、声をかけてみた。
_ 彼はゆっくりこちらにやってき [Cm]て、
[Fm]店の外にありますよ。
[Eb]大きさご [F]とに200円、300 [Cm]円、500円と [B]言った。
_ [Ab]それでも [Eb]あなたに [Ab]会いた [Eb]いから
食後にそう呟 [Ab]いてみ [Eb]たのさ
離 [Ab]れた [Eb]行き道持 [Ab]ち [Eb]直す
俺 [Ab]の朝 [Eb]焼け川 [Ab]越えラ [Eb]ンデブ [Gm]ー
_ [Dm]どう _ [Cm]やら商品は [F]最初に表で見たショーケースの中のものだけのようだ。
[Fm]きんぴ [Dm]らごぼう用に千切りにしたごぼ [Eb]う。
[Fm]同じくきんぴら用 [G]の人参。
[Cm] _ ごぼうと [Gm]人参のミックス。
調 [C]理済みきんぴらごぼ [G]う。
_ [C] [Bb]斎藤ごぼう店は [Eb]きんぴらごぼうに [F]特化した専門店だった。 _
_ やはりおじいさん [Eb]に誰もが思 [F]う疑問をぶつけてみたくなる。
[Cm] _ _ [F]ごぼうだけで [Cm]やっていけるの [F]ですか?
[C] _ _ [Cm]だ [F]がそれも大きなお世話だ [Eb]ろうと [Fm]質問を投げかける直前に気づく。
[Bb] _
_ _ [Cm]そうだ、県にかればここで何 [F]十年もごぼう屋をやっているのだ。
[Cm] _ [F] _ [G]僕もことある [Eb]ことに尋ねられる。
[F] _ _ 太鼓だけで生活大丈夫 [Eb]なんですか? _ _ _ _ _ _
_ _ [Dm]その [A]度に失礼にな [F]らないように答えるけれど、 [Eb]たまにうんざりする [F]ときもある。 _ _
[Cm]それと同じことを自らするべきでは [D]ない。
[Eb] _ [G]どんな人が買っていくのか、 [Cm]とか、どこかに卸したりもしているのかなど。
聞きたい [Dm]ことはたくさんあったが、
[Cm]全て [C]の質問を飲み込 [G]んで、 [Cm]300円のきりごぼう [F]ときりにんじんのセットを [C]購入して [G]帰宅した。
_ 心の中 [Gm]でおじ [Dm]いさんにエールを送りながら。
[Cm] _ _ [Bb] _ _ [Ab]それでも [Eb]あなたが好きだから
今 [Ab]夜も [Eb]また一 [Gm]人 [Ab]つぶや [Eb]いてる
変 [Ab]わらない [Eb]思い [Ab]染め抜 [Eb]いて
淡 [Ab]い気持 [Eb]ち重ねて [Ab]ラ [Eb]ンデブ [Gm]ー
あの [Ab]とき [Eb]あなたに触れ [Ab]なけれ [Eb]ば
ふと寝起きにつぶやいてるのさ
時がたつほどグラグ [Ab]ラ [Eb]揺らいでる
そんな気持ちうんざりランデブー
_ [Ab] _ [C] _ _
[Abm] _ [G] _ _ _ [C] _ [Ab] _ [C] _ _
[Ab] _ _ [C]家に戻り、 _ [Gb]これ、きんぴらにしてくださいと母にごぼう [Gbm]を渡すと。 _
[Db]あんた、こんな皮むいてきってあるごぼうなんか買 [A]ってきてどうする?
_ 香りも何もかも飛んじゃってるわよきっと。 _
_ だいたい今うちに [Gm]ごぼういっぱい [Fm]あるのに。 _
自分できんぴらでも [Abm]なんでも勝手に作りなさい [C]と [Ab]
叱られる。
_ _ それ _ でも [Eb]あなたに [Ab]会いた [Eb]いから
食後に一層つぶや [Ab]いてみ [Eb]たのさ
離れた気持ち [Ab]持ち [Eb]直す
俺 [Ab]の朝 [Eb]焼け皮粉 [Ab]選 [Eb]んでて
あのときあなたに触れなければ
ふと寝起きにつぶ [Bb]や [Ab]いて [Eb]るのさ
時がたつほどグラグラ揺らいでる
そんな気持ちうんざ [Gm]り [Ab]ラ [Eb]ンデブー
悔しいほどのあなたへの想い
家に戻ってそっとつぶやくのさ
勝手な気持ちあふれだす
つぶ [Bb]やき男の皮 [F]粉選んでて
[Ab] _ _ [Eb] _ _ _ [Fm] _ [Eb] _ _ _ [Ab] _ [Eb] _ _ _ [Bb] _
[Eb] _ [Bb] _ _ _ [Eb] _ _ _ _
_ _ _ _ _ _ _ _
_ _ _ _ [Fm] _ [Eb] _ _ _
_ _ _ _ [Ab] _ _ [Eb] _ _
_ _ _ _ _ _ _ _